水の巻・第20章。

＜北極の包囲網。Part,2＞

いよいよ、私と親友yたんが楽しみにしていた、フェイステーラーKohの登場回です！！

早速アンは、精霊の世界にGo！
数々の精霊に会います。（懐かしいヘイバイちゃんも！）
フェイステーラーKohは、日本版では『顔面泥棒。』と呼ばれていました。
こいつの前で、感情をむき出しにしてはならない。
もし感情を出してしまった場合、顔面泥棒は顔を奪ってしまうのだそう。
確かに、入り口にいたお猿さんはのっぺらぼうでした！その猿の顔も奪ったんだろうな。
他にも、おっさんの顔、Kurukのフィアンセの顔、怖い面の男、などなど。
声は、常に『オッサン』の声でした！
基本顔の声は変わるのかと思ったら、ずーっと男声でした。
アンがピクリとも眉を動かさなかったこともすごいなぁ～。私だったら即、顔取られます！

ズーコとアンの（？）愛の逃亡劇！ｗ
洞穴で吹雪を凌ぐ二人。　ズーコが火のベンダーで良かったね！暖を取れるよ。
ズーコがずっと話しかけてる中、アンは覚醒中で気付きません。

一方、ジャオ提督も水の民の敷地に侵入し、破壊し始めます。
そしてユエたちの元へ来たサカたち。
そこへジャオ提督が現れて、月の使者である鯉に攻撃してしまいます！
片方の黒鯉は難を逃れましたが、白鯉はやられてしまいます。。
すると、一変して月の輝かない世界に！
（ジャオはニヤニヤしながら月をも破壊する気か。）
そういえば、月と水は関係があって、水の力は夜に増幅するのだそう。
対極で、陽と火が関係しているそうな。

ユエ姫は、自分がいずれこうなる運命だということを打ち明け、ユエの父が儚くて切ない過去をサカたちに伝えます。
サカは彼女の側について、見守ります。
赤ん坊の頃、何をしても目を覚まさずに泣きもしなかったユエ。
ユエ姫の為に何日も祈りを捧げていたある日、月より奇跡を授かり、池にユエを浸した瞬間。
髪が白くなり、オギャー！と泣き、ユエが目覚めたという。
ユエは何かを念じ始めると、何と！白鯉が生き返りました！
その代償に、ユエはぐったりとサカにもたれます......。
『ユエ！......だめだ、死んじゃった......。』
サカの悲痛な声。ここ、私泣きそうでした。
そして、彼の前に、月の精霊として現れる神秘的なユエ。
天女のようで、美しい御姿です。
だけど表情はとても切なくて......。
サカにそっとキスをして、さよならをします。

『いつまでも、貴方の側にいる......。』

そう告げ、空へと消えて行く、ユエ。
いつまでも、空を見上げている、サカ。

儚くて、切ない恋は、こうして終わりを迎えました......。
ここ、もう涙ですね（TT）

アンのアバターとして覚醒したまま、水に憑依して（水の精霊？）火の国の兵士たちを薙ぎ倒していく姿がカッコ良かった！
ちょっと恐かったけど。
最後、ズーコとジャオが対峙して、戦っている時。
ズーコのピンチ時にジャオが襲い掛かろうとした瞬間、水の精霊がやってきて、ジャオだけを連れ去ろうとします。
ズーコは、ジャオを救おうと情けをかけますが、ジャオは観念したかのように、ズーコの手を取ろうとはしませんでした。
人の情けよりも死を選ぶ。
何かジャオにも男の筋が通っている感覚を覚えました。
彼の最期も、ちょっと切なかったです。
いずれはズーコと和解してほしかったなぁ......と思わせる最期でした。
ズーコの表情も切なかった。

火の国の侵略は、失敗に終わりました。
水の民の領地は破壊されてしまいましたが、復興はこれから。

水の巻は、切ない面を残し、終了しました......。
土の巻も楽しみに待ちましょう★